先日久々に練習スタジオに行ってピアノの録音をしてみました。同時に動画も撮ってみたのですが、自分が弾いている姿をあまり見たことが無かったので色々と新鮮です。
気になったのは、弾いている姿や動きにぎこちなさを感じることです。あとやはり変なところで力が入っているように見える。単に久しぶりだからだと良いのですが、上手い人はほぼ例外なく弾き姿も美しいので、時々はチェックしてみたいと思います。
練習関連
先日久々に練習スタジオに行ってピアノの録音をしてみました。同時に動画も撮ってみたのですが、自分が弾いている姿をあまり見たことが無かったので色々と新鮮です。
気になったのは、弾いている姿や動きにぎこちなさを感じることです。あとやはり変なところで力が入っているように見える。単に久しぶりだからだと良いのですが、上手い人はほぼ例外なく弾き姿も美しいので、時々はチェックしてみたいと思います。
喉に違和感があるので、今日は練習はしません。調子が悪い時には休むに限ります。
帰国してからのここ数日、ずっと倦怠感があるので体調が悪いのかも知れません。それとも最近はかつてない勢いで歌の練習をしているので、オーバーワークになっているのかも知れません。
オーバーワークであれば、練習の量と内容を見直す必要があります。しかし経験しないと許容量はわからない上に、同じことを同じ量やっても痛める場合と大丈夫な場合とあって、実験するのも難しいと思うので、結局自分の感覚で判断するべきことかと思います。
スポーツで練習し過ぎで体を痛めた経験がありますが、一般的に練習の効果というものは、故障が起こる手前のどこかでピークがあって、そこを超えると効率がどんどん落ちていくというイメージでいます(実際は習得すべき要素はたくさんあるので、もっと複雑でしょうが)
とりあえずは休めることにしますが、今後風邪気味の時など声さえ出さなければ大丈夫なら、呼吸の練習や和声の勉強だけでもしようかと思います。
予定が少し早まり、今日帰国しました。これでようやくピアノも弾けるし楽譜漁りにも行けるしで、気分るんるんです。
あれもこれもと色々やりたいことはありますが、まずは最近練習に使った合唱曲を録音してみようかと思います。練習したと言っても各パートを一通り歌っていたという程度ですが。
①ひとつの朝
②大地賛頌
③海はなかった
④七つの子
⑤いざたて戦人よ
⑥君が代
4月中を目標に、録れたらアップします。
これから荷物整理ですが、練習は…
明日からですかね…
歌の練習に、ロングトーンを取り入れることにしました。
ロングトーンというのは、その名の通り長い音を出す練習ですね。これは音を安定させるのにとても良い練習で、歌に限らず息で音を出す管楽器を扱う多くの人が練習に取り入れていると思いますが、ヴァイオリンやチェロなどといった弦楽器でもやったりします。弦楽器の場合は息で直接音を出すわけではありませんが、弓の使い方が歌の場合の呼吸のようなものなので、そのコントロールを習得することも重要なわけです。一方ピアノなどではあまりロングトーンの練習をしているという人は聞きませんね。鳴り続ける音をコントロールする方法に乏しい(無いとは言いませんが)ので、他の練習に比べて重要性が低いのでしょう。
歌に対するロングトーンの効用
・息のぶれが改善され、安定する
・音程の揺れが改善され、安定する
・良いウォーミングアップになる
・曲を歌っているだけではなかなか気付かない、響きの確認をする機会になる
・自然な発声の習得に繋がり、声量と響きの獲得に効果がある
他にも色々あると思います。
ロングトーンの練習方法
日々行うロングトーン練習のルーティーンは色々考えられますが、私の場合音程と強弱の変化もつけたいので、ちょっと欲張って、スケールと強弱を同時に取り入れることにします。使う音域は今後広げていくことにして、まずは1オクターブでやってみます。
母音も各種入れたいところですが、ここでは発音の練習までは入れないので、口を少し楽に開いた状態でアとオの中間くらいの音にします。試にやってみたら、音は伸びないし揺れるしで、散々でしたが…
できないことをできるようにするのが練習です。まずは上記を練習の最初と最後に1回ずつ、取り入れようと思います。
今回は、合唱練習でパートごとの音とりの方法について考えてみたいと思います。練習で音とりというのは普通音程確認作業のことですが、よく音とりと呼ばれるのでここでもそう呼ぶことにします。
一般に合唱の練習ではパートごとに音とりをすると思いますが、実際には本番でも全員音程が完全にとれているというのはなかなか聴きません。ハーモニーがきれいに聞こえないのは音程だけではなく発声など他の問題もあるのですが、多くの場合音程のずれを改善するだけで聞こえは良くなるので、これはしっかりやっておくべきだと思います。
基本的な考え方は、パートの音をとる→和音を作る練習をする→それでも怪しいところは残るので再びパートの音を確認する
という作業の繰り返しです。
パートの音を出すのは楽器でもMIDI等打ち込み音源でも何でも良いのですが、ここでは分かりやすくピアノということにしておきます。突っ込んだ話をすると、ものによって音色などが異なり、音のとりやすさ、和音のわかりやすさに差が出ますし、音程の取り方は純正律と平均律の話があるのですが、ここでは細かいことはあまり気にしないことにします。
1、全曲通しでパートごとの音をとる
当然といえば当然ですが、一般にはここから始めるでしょう。まずはそのパートの音を歌えるようになることが先決です。基準となる音を出しながら1パートのみ歌いますが、ピアノ等で単音(もしくはオクターブ)でとるのが普通です。パートの中で音程が分かれて和音ができている場合は、分けて練習します。
ある程度進んだら、曲の中で音程の取りにくい部分のみを取り出して繰り返すと効率が上がります。これにはパートごとの練習を管理する人がいると良いと思います。
2、伴奏のみで、1パート歌う
1がある程度進んだら、パートの音を出さずに伴奏のみ(アカペラなら無伴奏)で歌えるかどうかやってみます。もしここで崩壊したり、怪しい部分があれば1に戻ります。
3、別の1パートのみを弾いて、それに合わせて1パート歌う
重要なのは、和音を作る練習を意識することです。曲にも依りますが、例えばアルトならソプラノと同じ音型が多いのでソプラノパートのみを弾いて、それに合わせて歌います。これは同じ音型の音を聞きながら、それに合わせて和音を作る良い練習になります。
進んだら、アルトとソプラノを合わせて歌ってみます。
4、別のパートを全て弾いて、それに合わせて1パート歌う
他のパート全部聞きながら、合わせて歌う練習です。録音や打ち込みを使った練習であれば、歌うパートのみを除いてそこを歌います。怪しければ1に戻るか、パートの音も戻して確認をします。
音とりは、本当は一人ずつ行うと合っているかずれているかが判り易くて良いです。ですから、パートごとの音源の入った録音や音源を用意して個人練習を行うことが非常に効果的です。この時に、そのパートの音だけでなく、他のパートの録音、全てのパートが入った録音、伴奏のみの録音と用意すると上の練習ができるのでおすすめです。