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4月の録音

毎月恒例というわけではありませんが、先日は練習スタジオでピアノの録音をしてみました。

・バッハ 平均律クラヴィーア第1集 1番

・ショパン 練習曲 Op.10-4

・アンダーソン タイプライター

・ネッケ クシコスポスト

弾いている時は、「まあまあかな?」と感じていましたが、録音後に聴きなおすと、リズムや1音ごとの長さが安定していなくて、何だか酔っ払いの演奏みたいに聞こえます。多少悪くても参考用としてアップしようかとは考えていたけれども、どうしたものか…

パーティーのゲスト

昨日はとある式典に参加して来たのですが、出し物としてバンドの演奏もありました。ヴォーカル、キーボード、ギターのみの小さいグループでしたが、このようなイベントに招待されて人前で自作曲を披露できるというのは良い機会なのではないでしょうか。会場は演奏用では無いし、参加者も音楽を聴きに来ているわけではないので環境としては良くはありませんが、何か訴えかけるものがあれば人は聴いてくれるものだと感じました。

しかしお酒を飲んだ翌日は(直後も当然ながら)、やはり声が出ないですね。どういう仕組みなんでしょうか。

楽譜や音源の情報管理

楽譜や音源や、書籍などが増えてくると、自分が持っているものを正確に把握するのが大変になってきます。

自分はまだそこまで多くはありませんが、それでも買ってきたCDを実は既に持っていたということもありますし、この曲の編曲譜が何種類あるのかと思ったとき、チェックしなければわかりません。

エクセルでリストを作るとか、手ごろなアプリケーションを探しても良いのですが、この際データベースを使った何か簡単なものを書いてみようかと思っています。

入力がしやすいものを作るとして、あとは新しく何か手に入れた時に登録する習慣ができるかどうかがポイントでしょうか。

喉の不調

喉に違和感があるので、今日は練習はしません。調子が悪い時には休むに限ります。

帰国してからのここ数日、ずっと倦怠感があるので体調が悪いのかも知れません。それとも最近はかつてない勢いで歌の練習をしているので、オーバーワークになっているのかも知れません。

オーバーワークであれば、練習の量と内容を見直す必要があります。しかし経験しないと許容量はわからない上に、同じことを同じ量やっても痛める場合と大丈夫な場合とあって、実験するのも難しいと思うので、結局自分の感覚で判断するべきことかと思います。

スポーツで練習し過ぎで体を痛めた経験がありますが、一般的に練習の効果というものは、故障が起こる手前のどこかでピークがあって、そこを超えると効率がどんどん落ちていくというイメージでいます(実際は習得すべき要素はたくさんあるので、もっと複雑でしょうが)

とりあえずは休めることにしますが、今後風邪気味の時など声さえ出さなければ大丈夫なら、呼吸の練習や和声の勉強だけでもしようかと思います。

 

聴音の練習にショパンの前奏曲集を

聴音能力の習得のために で書いた採譜の練習に、ショパンの前奏曲集Op.28を使ってみます。全ての調が出てくるとか、標準的な演奏時間が1分以下の短い曲が多いとか、聴き取りにくい和音はそうそう出てこないとか、等の理由からこのような曲集辺りが手頃なところではないでしょうか。

何度も聴いた事がある曲である上、何曲かは弾いたことがありますが、暗譜しているわけでもないし、不都合があれば飛ばせば良いし、とりあえず試してみることにします。最初の練習として困ることは無いでしょう。

このショパンの前奏曲集は全部で24曲から成りますが、この曲数には必然性があって、全ての長調(12種類)と短調(12種類)が1回ずつ使われるためです。このような場合、曲の並べ方はいくつか考えられますが、ここでは5度ずつ上昇する順番で構成されています。調号の数で考えると解り易いかもしれません。

1番:ハ長調(調合無し) 2番:イ短調(調号無し)

3番:ト長調(#一個) 4番:ホ短調(#1個)

5番:二短調(#二個) 6番:ロ短調(#2個) …

聴く前から何調なのか分かってしまいますね。そこで問題です。15番は何調でしょうか?答えは↓程に。

 

 

 

 

 

 

 

変ニ長調(b5個)です。15は奇数なので、長調だということが判ります。また、(15-1)÷2=7なので、ドから始めて5度上昇を7回繰り返すとド→ソ→レ→ラ→ミ→シ→ファ#→ド#(レb)

となります。#7つとはならず、ここからbに切り替わります。

前奏曲というのは、その名の通り演奏会の最初に軽く弾く小品のような意味合いの曲だったようですが、現在は独立してプログラムの中の曲目として扱われることも多くあります。また、前奏曲集を通しで弾かれることも結構あります。