カテゴリー別アーカイブ: 未分類

ファゴット

ファゴットはオーボエと同様にダブルリードの木管楽器です。バスーンという名称もありますが、そう呼んだ場合はフランス式ファゴットのことを指す場合とそうでない場合とあり、注意が必要です。

さてこのファゴットもオーケストラ・吹奏楽のレギュラー楽器ですが、中高生の吹奏楽部などでは無かったりします。色々と事情があるのでしょう。

音域が1オクターブ下の、コントラファゴットというものも時々見かけます。吹奏楽で用いられる管楽器の中では最低音という噂です。

サクソフォン

サクソフォンはクラリネットと同じくシングルリードで音を出す木管楽器(真鍮製のものが多いですが)です。元々簡単に演奏できるように考案された経緯があり、クラリネットに比べ運指が単純になっています。また楽器の大きさの割に大きな音が出ます。

吹奏楽やジャズバンドでは定番の楽器ですが、オーケストラでは出番は少ないです。これはこの楽器が19世紀中頃に作られたためです。

最もよく使われるのがアルトサックス(Es管)で、次にテナーサックス(B管)だと思われます。

 

オーボエ

オーボエは2枚リードの木管楽器です。オーケストラではチューニング時に、最初にヴァイオリンと合わせたりします。学生の吹奏楽団では慣習的にオーボエよりもクラリネットがチューニングすることが多いようですが。これには理由がありそうです。

ダブルリードの楽器は、シングルリードに比べて、リードの手入れや扱いに手間が掛かります。ギネス記録の世界一難しい木管楽器として登録されていますが、これはダブルリードであることの影響もあるのではないかと思います。

クラリネット

クラリネットは一枚リードの木管楽器で、フルート同様に吹奏楽では人数が多く、オーケストラでも多く登場するポピュラーな楽器です。 胴体が木製のものを使用する奏者が多いと思いますが、入門用にはプラスチック製のものも存在します。 木を使っていない場合でも木管楽器です。木管・金管の分類は、素材で決まっているわけではないのです。

フルート同様、様々な音域のものが存在します。最も一般にはソプラノクラリネットのB管ですが、バスクラリネットのB管も比較的頻繁に使われます。

フルート

フルートは吹奏楽では人数も多く、オーケストラでは殆どの場合必要になります。

最も良く目にするのがC管で、単にフルートと言った場合はほぼこれです。

吹奏楽、オーケストラで使われる機会が次に多いのがピッコロでしょうか。C管フルートのオクターブ上の音域です。

次にアルトフルート(G管)があります。ジャズでも使われるようです。

バスフルート(C管)も室内楽等で出番があるようです。

他にはソプラノフルート(F管)、同E♭管、テノールフルート(B♭又はA管)、バリトンフルート(F管)、サブコントラバスフルート(F管)、ダブルコントラバスフルート(C管)などありますが、フルートオーケストラ以外ではなかなか聴く機会が無いかもしれません。