チューバは吹奏楽で最低音域を担当する金管楽器です。一般には10kg程度もあり、抱えて扱う楽器としてはなかなか重いと思います。マーチング用に肩に掛けられるような形になったスーザフォンというものが開発されています。
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ユーフォニアム
ユーフォニアムは金管楽器の中で大きめで、低めの音域の楽器です。弦楽器でいうとチェロのようなポジションでしょうか。一般的なものは4つのバルブを持つB管で、膝の上に置いて吹くようにマウスピースを取り付けるのですが、マーチングのように立位で演奏する用として朝顔とは反対方向に取り付けるタイプも普及しています。
フレンチホルン
フレンチホルンはカタツムリ状に巻いてある金管楽器です。歴史的には騎馬上で吹くために朝顔を抱える形になったんだとか。
吹奏楽・オーケストラで標準的に用いられる金管楽器の中では、フレンチホルンだけマウスピースが浅いというか、お椀型ではなく円錐をつぶしたような形をしています。そのため発音のコントロールがデリケートなのでしょう、練習を始めてしばらくは正確な音程を出せるのにちょっと苦労する人も多いようです。
トランペット等に比べ、とてもやわらかい音がします。
トロンボーン
トロンボーンもトランペットと同様金管アンサンブルの定番楽器ですが、スライドで音程を変えるところに特徴があります。この構造を利用したグリッサンドがしばしば用いられます。
B管が最も普及し、音域も様々なタイプがありますが、アタッチメントで管を長くして低音を出す機構が普及しています。
トランペット
トランペットは金管楽器の中で、吹奏楽やオーケストラでは高音を担当します。最も普及しているのはB管で、ピストンが3つあるものです。他の調の楽器も一般的に存在しますが、次にC管が多いと思います。
トランペットに限りませんが、一般に金管楽器は音が大きいので練習場所の確保に苦労するケースが見られます。ミュートを使うという手もありますが響きも変わりますし、悩ましいところです。