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コントラバス

コントラバスは、オーケストラの弦楽器の中で最も大きいものです。ヴィオラ、チェロがヴァイオリンを大きくした構造をしている(ヴァイオリン属)のに対し、ヴィオラダガンバ(の中でもヴィオローネと呼ばれるもの)から進化した(ヴィオール属)とされ、構造が異なっています。形も見ると色々と違います。調弦もヴァイオリン属の他3つが5度ずつであるのに対し、4度ずつとなっています。

コントラバスはオーケストラだけでなく、ジャズや吹奏楽でも活躍する、セッションの幅も広い楽器だと思います。難点はその大きさ故の、置き場所と持ち運びに苦労する点でしょうか。

チェロ

チェロもヴィオラと同様に、ヴァイオリンを大きくしたものです。(しかしコントラバスは違います)

音域はヴィオラの1オクターブ下で、楽器も大型になるため、床に置いて抱えるようにして演奏します。そのため楽器の下の部分に床に突き刺すための棒が付きます。持ち挙げて弾かれることは普通はありません。

 

ヴィオラ

ヴィオラはヴァイオリンより少し大きい弦楽器です。音域はヴァイオリンの完全5度下になりますが、それ以外基本的な構造などは大体一緒です。しかし独奏用に書かれた曲が少なく、ヴァイオリンの曲を5度下げるか同じ音で無理矢理演奏するのもやや問題があり、オーケストラや室内楽といった合奏以外で取り組む人が少ないという現状があります。

ヴァイオリン

ヴァイオリンは、オーケストラで最も多い楽器です。ご存知の通り4本の弦が張られた、弦楽器の中で最高音域を担当します。

習い事として取り組まれる楽器としても非常にポピュラーで、独奏曲の数が多いです。

録音した後に上手くなった気がするのは何故か

前回もそうでしたが、スタジオで1日、2日掛けて録音をした後、家で同じ曲を練習すると録音前よりも上手くなっている感じがします。何故でしょう?

・本番では集中して弾くので、練習効率が高く、実際上達している?

・スタジオで弾いたり、録音を聴いたりすると、普段よりも粗が良くわかる。その記憶のまま再び元の環境で聴くと意外と上手く聞こえる(気のせい)?

理由の前に、本当に上達しているのかどうかという点はっきりさせないと判りませんね。次回は家での練習を前後で聴き比べてみたいと思います。