弦鳴楽器の種類

弦鳴楽器は、弦の振動によって音が出る楽器です。弦の素材は植物であったり動物であったり、金属や化学繊維であったりします。ヴァイオリンなどのように演奏時に弦を操作して音程を変えるもの、ピアノなどのように通常は演奏中に変更しないものとがあります。

弦鳴楽器の例:

ツィター・楽棒・ブンバス・楽弓・プサルテリウム・ハックブレット・ツィンバロン・ハープ・琴・エオリアンハープ・クラヴィコード・チェンバロ・ピアノ(ピアノフォルテ)・ヴィオラダガンバ・ヴィオラバスタルダ・バリトン・ヴィオラダモーレ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス・シターン・マンドーラ・マンドリン・リュート・コラッショーネ・テオルボ・キタローネ・ギター・パンドーラ・オルファリオン・アルペッジョーネ・マシェーテ・ウクレレ・ハワイアンギター・バンジョー・リズムギター・ドムラ・バラライカ など

膜鳴楽器の種類

膜鳴楽器は、膜が貼ってあり、それを叩いたりすることで音を出す楽器です。木材を円筒状にしたものの片側又は両側に皮が貼ってあるという構造をもつものは、世界中にたくさんあります。その素材や形、大きさや響線の有無、使われ方で色々な名称があります。

・ティンパニ 鍋型の銅や真鍮に膜を張ったもの。

・筒型太鼓

・タンバリン

・プロヴァンス太鼓 首に懸けて片手で打つ

・軍隊太鼓

・小太鼓、大太鼓

・手打ち太鼓

・ボンゴ 円錐形の木材に山羊の皮を張ったもの

・コンガ(トゥンバ) アフリカの太鼓を真似て作られた、ラテンアメリカの太鼓

・ティンバレス ラテンアメリカの手打ちティンパニ

・トムトム 中国起源で、下が開いている太鼓

・ヴァルトトイフェル 膜から紐を伸ばし、振り回すことで音を出す太鼓

・ミルリトン 空気の流れて音を出す太鼓

体鳴楽器の種類

1、素材を打つことで音を出すもの。同じ素材どうしを打ち合わせるものと、スティックなど用具を用いるものとがある。

クラベス(ルンバ棒)・拍子木・クラッパー(ボーン)・パイチェ(鳴子木)・カスタネット・シンバル(チャールストンマシーンやハイハットも含む)・ツィンベル(サンバルアンティーク)・トライアングル・木琴・槽型木琴・マリンバ・バス木琴・鍵盤付き木琴・グロッケンシュピール・鍵盤付きグロッケンシュピール・チェレスタ・メタロフォン・ヴィブラフォン・ローヨン・カンパネッリジャポネーゼ・チューブスカンパノフォン(チューバフォン)チューブラーベル・中国シンバル・タムタム・ゴング・ボナンバルン・平板ゴング・シュタインシュピール・木魚・鐘・カリヨン など

2、楽器全体を動かし、構成物が動くことにより音がでるもの

スストルム・ラットル・カサバ・フレクサトーン・鈴・ツィンベルシュテルン・マラカス・アンクルン・ブンバス・サポクバーナ・グイロ・レコレコ・ラチェット(シュナレ) など

3、素材を弾いて音を出すもの

オルゴール・口琴・カリンバ・クリクリ など

4、素材をこすって音を出すもの

ナーゲルガイガ・クラヴィシリンダー・グラスハープ・グラスハーモニカ・アルモニカ・のこぎり(ミュージカルソー)・ギロ・バルカン・ささら など

5、空気が通ると素材自体が振動することで音を発する打楽器

ピアノシャントゥール・エオルスクラヴィア・サントゥール など

楽器の分類

以後少しずつ、楽器の紹介をして行きます。

楽器の種類を考える上で、分類をすると便利ですが、今までに作られた楽器は非常に多様で、その分類は意外と難しい部分があります。

オーケストラでよく使われる楽器については、実用上以下のように分けて呼ばれることが多いです。

・弦楽器

・管楽器

・打楽器

この分類は、1st、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスを合わせて弦楽器とし、木管楽器と金管楽器を合わせて管楽器とし、それ以外の楽器を打楽器としています。従って、オーケストラで普段使われる楽器は良いのですが、そうではない楽器を考えるときには不都合が生じます。

図解音楽辞典(白水社)では、以下の5種類を基本として解説されています。

1、体鳴楽器 (ラットルなど、膜の無い打楽器)

2、膜鳴楽器(太鼓など、膜の有る打楽器)

3、弦鳴楽器(振動弦を持つ楽器)

4、気鳴楽器(管楽器、オルガン、ハーモニカなど)

5、電鳴楽器(操作系とスピーカーをもつ楽器)

 

楽譜や音源の情報管理

楽譜や音源や、書籍などが増えてくると、自分が持っているものを正確に把握するのが大変になってきます。

自分はまだそこまで多くはありませんが、それでも買ってきたCDを実は既に持っていたということもありますし、この曲の編曲譜が何種類あるのかと思ったとき、チェックしなければわかりません。

エクセルでリストを作るとか、手ごろなアプリケーションを探しても良いのですが、この際データベースを使った何か簡単なものを書いてみようかと思っています。

入力がしやすいものを作るとして、あとは新しく何か手に入れた時に登録する習慣ができるかどうかがポイントでしょうか。