楽器の分類

以後少しずつ、楽器の紹介をして行きます。

楽器の種類を考える上で、分類をすると便利ですが、今までに作られた楽器は非常に多様で、その分類は意外と難しい部分があります。

オーケストラでよく使われる楽器については、実用上以下のように分けて呼ばれることが多いです。

・弦楽器

・管楽器

・打楽器

この分類は、1st、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスを合わせて弦楽器とし、木管楽器と金管楽器を合わせて管楽器とし、それ以外の楽器を打楽器としています。従って、オーケストラで普段使われる楽器は良いのですが、そうではない楽器を考えるときには不都合が生じます。

図解音楽辞典(白水社)では、以下の5種類を基本として解説されています。

1、体鳴楽器 (ラットルなど、膜の無い打楽器)

2、膜鳴楽器(太鼓など、膜の有る打楽器)

3、弦鳴楽器(振動弦を持つ楽器)

4、気鳴楽器(管楽器、オルガン、ハーモニカなど)

5、電鳴楽器(操作系とスピーカーをもつ楽器)